日本人が知らない「金融の世界」
株式、債券、現金の「期待収益率」
過去200年分のデータ、そこには
➡一定の法則性、再現性がある
「長期投資の第一人者」ともいえるペンシルバニア大学教授のジュレミーシーゲル氏
彼の教え子には、米国元大統領のドナルド・トランプ、電気自動車のテスラ社の創業者イーロン・マスクなど、世界の名だたる著名人が多数います。彼の最大の功績は、過去200年分の株式市場の統計データをまとめて、各資産の期待収益率を明らかにしたことです。過去200年分の統計データですから、そこには一定の法則性、再現性があることを意味しています。再現性が高いとは、誰がやっても同じ結果が出る確率が高い、という意味です。
上の図にあるように、長期的な視点に立てば、株式(Stocks)が収益性が一番高いのが分かります、1年間の実質リターンは、6.7%です。次に、長期債券3.5%、短期債券2.7%、金(Gold)0.6%、現金はマイナス1.4%、現金がマイナスになるのは、物価上昇があるためです。それらの事実を、どうやって、今後の個人のライフプラン(人生設計)に、賢く取り入れることができのか?それが、最も大事なポイントになるかと思います。
株式と債券はどちらが有利なのか?